昭和60年前後にかけて仕込んだ醗酵・熟成美容料を特別に蔵出しし、洗い流しタイプの浴用フェイスパック料として仕上げました。
草根木皮を丸ごと甕壷の中で長期間漬け込んだもの全てを練り込み仕上げていますので超濃厚なテクスチュアが特長。気になるザラつき、ゴワつき肌もすっきりと垢抜けたモチモチ肌へと導きます。週1〜2回バスルームでのスペシャルケアとしてお使いください。
昭和のパック料 遥(はるか)
30g
3,850円(税込)
- ①
- 入浴時「遥(はるか)」を添付の小分けの容器にスパチュラで移したものを持って入ってください。
- ②
- 洗顔後、大粒の黒豆位の量をとり、額・頬・鼻などのポイントにつけて手のひらで全体にやさしくさすりながら なじませ3〜5分パックします。
乾いてきたら少しお湯をつけ湿らせてください。
○ お顔が温かくなりますがこれは酵素が生きているからです
○ 刺激があるようでしたら洗い流してください
- ③
- 両手のひらで力を入れないでやさしくお顔をさすりながらスクラブ活法をしてください。
- ④
- 次に軽く洗い流してからほんの少し石鹸を泡立てスクラブ活法で出た汚れを洗い流し、最後に力を抜いてゆっく り十分に洗い流してください。
- ⑤
- 入浴後は漢萌美容水・化粧水を十分になでこみ、次いで「紫草クリーム」「しなやか」いずれかをやさしくなでこんでください。お時間のゆっくりとれる時、週1〜2回 “わたしのエステ"としてお楽しみください。
お肌の弱い方は「遥(はるか)」を手のひらに少しとりお湯でうすめてお使いください。
または、布袋に入れて少しのお湯に浸しかるく絞ってその液でパックしてください。
○ 刺激があるようでしたら洗い流してください
ご注意
遥(はるか)は必ずスパチュラでとり小分けの別容器に移してから浴場に持って入ってください。
本体は浴場には置かないでください。
「遥(はるか)」は米ぬかを原料に美容料を造ってきた昭和の時代の最後の作品です。
創業者三戸唯裕は昭和30年頃ご縁あって京都の旧家に伺った折、美しい女性に出会いました。その婦人は面立ちよく色白で肌理が細かく、匂いたつような気品に息をのむほどであったそうです。後日、婦人が幼い頃からこ実家に代々伝わる秘伝の古式美容料で磨くことを躾けられてきたと聞きましたが残念ながら門外不出。以来、その古式美容料の再現のためあらゆる古伝を紐解き研究に時間を費やしました。
そして昭和60年、その製造方法に行き着き醗酵美容料として何種類かのグループに分けて大甕に仕込み、美容料職人達はムロの中で息づく美容植物達の“いのち”の成長(醗酵) を見守りました。
その中心グループは平成2年に立ち上げた王朝シリーズ「明」「祥」「彩」の中で活肌美容料「祥」として誕生し主婦の友社の『わたしの健康』にもとり上げられ今も王者に君臨しています。
「遥(はるか)」は、昭和の時代「祥」と共に蔵入りしたグループの仲間の一つです。
かつて憧れた京都のご婦人の素肌美を現在に蘇らせることができればと願っています。
Q.「遥(はるか)」と「祥」は同じものですか?
A. 成分や製法はほとんど同じですが、「祥」は香り、色を選び抜き、丹念な手仕事で粒子を極限まで微細に仕上げた最高の活肌美容料です。
「遥(はるか)」は粒子に手を加えていないため少し荒めなのが特長。そのためパック料専用としてお使いください。